2007年06月02日

水無月

昨日は昼頃まで雨模様で、日中の気温も18度にとどまり平年よりも5度低く、「更衣の日」で夏服に替えた人にとっては、夏気分の盛り上がりに欠けた日になりました。今日の長岡は、一日快晴で気温も上がりそうです。天気が良いと気分も上々です。

六月の異名であります「水無月」は、旧暦の四月から五月にあたり、暑熱のために水が枯れるところから出たともいわれ、現在の新暦六月の季節感とはずれてくるところもあります。梅雨時ですから水がなくなる訳ではないのです。「無」は「の」と解釈して水の月と言います。神無月も同じで神の月となるそうです。

そして、季節朝生菓子の「水無月」も昨日一日より販売を開始しまし
た。三角形の外郎生地の上に小豆を散らしたお菓子ですが、この三角形は「氷室」のお菓子と同じく「氷」の形を表わすといわれ、上の小豆は厄払いの意をこめたお菓子です。いつでも冷蔵庫から氷を取り出せる現在と違い、当時は貴重品で宝物のように大切に扱われていたことでしょう。

6月になると太公望が元気になる鮎解禁です。昨日の報道では、今年は小ぶりの鮎が多かったそうです。「若鮎」の棹菓子や和生菓子「焼き鮎」の朝生が登場するのもこの時期です。撫子・紫陽花・青梅・初蛍・等和生菓子は季節を呼ぶお菓子です。この時期から寒天ものと言われる流しもののお菓子が増えてきます。水羊羹・水花火・小袋香風・と夏菓子の美味しい季節です。冷茶と一緒に一服如何ですか。(和)

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posted by 紅屋重正 at 08:29| 新潟 | お菓子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする