今日は長岡市立の小学校の卒業式が行われる日です。彼岸明けの日になってしまいましたが、ご先祖様も間に合って参列しているかも!何校か卒業式のお祝いにお菓子をお使い戴けます。大手饅頭の紅白で祝の焼印を押したものを昔からお使い戴いておりましたが、予算の関係で最近は大福餅が多くなりました。残念なのは予算がなく中止する学校もあることです。
今の先生は長岡の伝統や文化を知らない方々が多くなり決まった予算の中で割り切ってしまう傾向があります。大手饅頭は歴史を生きてきた長岡の銘菓です。50年経っても小学校の卒業に食べた大手饅頭が懐かしいと言う先輩達は多いです。長岡市内でも大手饅頭でない学校もありますが、概ね召し上がった方々は懐かしく思っています。教育の荒廃はここまでに来てしまった。
たかが饅頭されど饅頭!饅頭の美味い不味いから歴史の解説まで郷土の教育を大切に出来ない学校のあり方には些か不安を感じるのは私だけでないでしょう。教えることの大切さも勿論ですが、世渡り上手や駆け引き優先では問題になりません。情操教育のあり方を再度考えないと。所謂「絆」の心も文字で終ってしまうことでしょう。節目節目の卒業も大切ですが、人生の卒業までに勉強や研鑽をいつもせねばなりません。長岡人として仁徳を磨きましょうよ。(紅)
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