お彼岸の中日です。先祖参りはお済みですか!春分の日としての祝日遊ぶことを第一にせず、まずは先祖参りでしょう。ここのところ気圧の変化が早いだけにお年を召したご病気の方々が召されているようです。お知りあいの方が亡くなると寂しくなりますが、世の常だけに冥福を祈りたいです。お彼岸に亡くなれば毎年この時期として思い出され全国的に合掌される良い時期です。
不謹慎なことを言ってますが、少子化でこれから日本は伝統・文化の継承が難しくなって来ます。寺院も墓守のあり方が変わって来ると言ってました。永代供養とは言っても先がどうなるかは判りません。先般近所の大きなお寺で屏の改修工事が行われました。土を掘って出てきたのは昔の墓石!経緯は判りませんが、数多くの墓石が土の下に埋まっているのには驚きました。
表向きは立派でも判らないものです。私の菩提寺は縁のなくなったお墓を一同に集めて供養していますから、お寺によって違いがあるのだとつくづく思いました。宗派の違いもあるのでしょうか、住職の考え方なのでしょうか、何れにしても供養者がいなくなればどうなるか判りません。そんな世帯が増えて来るのです。あの世まで住みにくくなった昨今かも知れません。合掌!(紅)
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