2018年09月08日

白露

今日の長岡は雨の降る日であるが、長くは降り続かない。午後からは曇りである。週末から来週にかけては天候が良くないようだ。その分気温も下がって来る。今日は二十四節気の「白露」。秋が深まり、草花に朝露がつきはじめる頃という意味です。七十二候では「草露白(くさのつゆしろし)」となり、草に降りた露が白く光って見える頃で、朝夕の涼しさが際立ってきます。本格的な秋の到来ですね。

さて、そんな清々しい草の露を用いた行事があります。それは9月9日「重陽の節供」の「被せ綿(きせわた)」です。重陽の節供は五節供のひとつで、最大の陽数「9」が重なるおめでたい日として、不老長寿や繁栄を祈願しました。旧暦では菊の季節でもあったので「菊の節供」とも呼ばれています。被せ綿は、前の晩に菊に綿を被せておき、9日の朝、夜露と香りのしみこんだ綿で体を拭いて不老長寿を願う重陽の節供を象徴する行事です。


残念ながら最近は重陽の節句すら知らない方々が多く、重陽の節句を言う方はいなくなりました。お店でもほとんど問い合わせもありません。この時期茶会も多いのですが、きせ綿などの言葉も出て来ません。数年前までは菊のお菓子できせ綿をやっていましたが、ピンと来ない方々多かった。むしろ写実的なお菓子が好まれた。残念なことではあります。

国や文部省が昔の行事を大切にしない現れでしょう。五節句位祝日にしても良さそうなもの!ロマンのない国になりました。北海道の地震も少しづつ落ち着きを取り戻しているようです。インフラの復旧が進んでいます。元に戻ることは難しい場合もありますが、取り敢えずの普段の生活が出来れば良しでしょう。頑張れ日本!頑張れ北海道!(紅)




posted by 紅屋重正 at 13:38| 新潟 ☔| 最新情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする